2024/07/08

夏期講習・中3国語の内容

根本校と笠原校は7月24日から、美濃加茂校は23日から、中3の夏期講習が始まります。

根本校と笠原校の中3国語担当から、国語の授業内容を簡単に紹介いたします。

夏期の目標は、「受験国語の土台作り」です。
その土台は、大きく2つから成っています。
① 暗記項目
② 文章読解の方法論 です。

①については、3回の授業の中で、
・古文の暗記項目(歴史的仮名遣い・文学史)
・品詞
・活用(動詞の活用の種類、活用形)
・文節分け
を取り扱う予定です。(時間があれば、敬語や熟語の構成なども扱います)

受験に必要な情報を整理してお伝えします。
これまでにきちんと勉強してきた人は知識を整理して受験に対応した物にできますし、あまり文法を押さえてこられなかった人はここできちんと頭の中に入れていきましょう。

②については。論説文の読み方、小説文の読み方を伝えます。
要点を押さえて文章全体の構造を理解すれば、読解問題はかなり解けるようになりますが、そもそも「どこが要点なのか」を判断できない生徒も多いと思います。授業の中で、どうやって要点を見つけ出すか、何が要点になるのかをルール化し、問題の解説を通してそのルールをどう使うのかを実際に提示します。
「どう勉強したら良いか分からない」「何に注意しながら文章を読めばいいのか分からない」と言われることの多い国語ですが、それらの点を明確にすることを夏期の目標とします。2学期以降は、それを自分の力で使いこなせるように、練習していくことになります。
この方法論は、高校受験が終われば用済みになるような読解法ではなく、さらに深化させれば大学入試に繋がるようなものになっています。

まだ定員に空きがあります。旭ゼミナールの夏期講習をぜひ受講して下さい。