2019/11/07

旭ゼミ高校部の英語について

高校部英語担当です。

2020年度入試における民間試験の採用が延期になりました。

スピーキングやライティングは民間試験である程度賄うという前提で「新共通テスト」は設計されていたと思いますので、民間試験導入が延期になったことで、発音・アクセント問題や文法問題、語整序問題が復活する可能性は高いと思われます。

読む・聞く・書く・話すの「4技能」が昨今よく取り沙汰されていますが、
文法・語法という土台があって文章の精読ができるようになり、精読に慣れることで速読になり、速読ができれば「聞く」に繋げられるようになります(音で聞いて理解することはまさに「速読」のスキルです)。
また、文法・語法をきっちり習得することで「書く」ができるようになり、簡単な英文なら瞬間的に書くことができるようになれば「話す」に繋げられます。「話す」は言ってみれば「瞬間英作文」です。

つまり、4技能のいずれも、「文法・語法」という土台があって成り立ち、それに立脚した「精読」が全てのベースになると考えています。試験制度が変わったとしても、必ず求められるのは文法力と精読力です。

旭ゼミの高校英語では、1年生で主に文法・語法を押さえ、2年生でそれを基にして精読を講義します。

受験制度で混乱が生じていますし、現高校2年生の生徒たちは特に不安だと思います。
しかし、仮にどれだけ試験制度が変化しようと、求められる英語力の基盤は変わりないと思っていますし、それは旭ゼミの授業できちんと習得できると考えています。

試験制度に左右されない、揺るぎない英語力を身につけていきましょう。