2017/12/13

社会を頑張ったある生徒の話【塾長より】

中2で、夏休みが終わった頃に入塾したある生徒の話です。

9月はじめの前期末テストで、社会が学校平均点くらいしか取れなかったため、とくに重点的に社会を勉強したいとのこと。
そこで、授業の始まる20~30分くらい前に来てもらい、個別で勉強する時間を取りました。

問題を解いたりプリントをやったりするのではなく、「納得しながら一つ一つ基礎から順番に理解していく」というやり方で勉強していきました。具体的には、地理に関して、まず地形と気候を押さえ、「こういう気候だったら農業はこういう物がメインになるよね」などと、一つ一つ理解し納得しながら順番に教科書の内容を確認していくというやり方で、進めていきました。

「たくさんの問題を解いて必要事項をどんどん暗記していく」というやり方ではありませんでしたが、結果として、後期中間テストで94点を取ることができ、非常に喜んでいました。

ひたすら問題を解きまくることで慣れによって押さえるというやり方もあるかも知れませんが、旭ゼミは、詰め込むだけの授業ではなく理解を重視することをテーマとして40年以上やってきました。この考え方が間違っていなかったんだなと改めて感じました。